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絶滅危惧種

野球マニアック劇場!  ~①~


甲子園

いよいよ高校野球香川県大会が来月9日から開催されます。

毎年のように熱戦が繰り広げられていますが、私も10年ちょっと前まではそのうちの1人でした。

これはスポーツあるあるですが、

「今の考え方でもう1度高校生に戻りたい」

スポーツをやっていた方は1度でも思ったことはあると思います。

現役の球児にはそんな思いはしてほしくありません!

野球というものをしっかり追及してもらいたいです。

今回は野球シーズン到来ということで少しマニアックなお話。



【絶滅危惧種】

野球で絶滅危惧種と言えば、、、、、

アンダースローの投手です!

プロの世界でも数人見かけますが、大投手と呼ばれるようなアンダーハンドは阪急ブレーブスの

山田久志投手以来見受けられないのではないでしょうか?(野球好きでないとわかりません)

アンダースロー


色んな意味で究極のアンダースロー

①球が浮き上がってくるように見える。

実際に投手が投げた球は浮き上がることは決してありません。

しかしアンダースローは下から腕が出てくるので浮き上がるように見えます。

打者としては見たことのない球筋なので幻惑されてなかなか打てないというわけです。

②球速が遅くなる

現役の選手ではせいぜい130㎞/hほどしか球速は出ていません。

オーバースローは重力の方向に上から下に腕を振り下ろすのである程度は球速は出ます。

しかしアンダースローは重力からほぼ逆らうように腕を振るので球速は出にくくなります。

山田投手は140㎞/h後半は出ていたそうですが・・・

③ケガしやすい

オーバースローやサイドスロー違い、体を地面に潜り込ませるようにして投げるのでケガのリスクは

当然上がります。

なので、しなやか且つ強靭な体幹と下半身が要求されます。

やはりケガのリスクがあると指導者はすすめないのでしょうか?

④数が少ないからこそ魅力ある投げ方

実際に球速はなくてもプロの世界で通用している投手はいます。

ただアンダースローに挑戦しようとするならばイチかバチかの覚悟が必要です。

なぜなら他のポジションはできなくなります。

外野手でアンダースローとか見たことありませんよね?

アンダースローになると決めたらエースやプロになるつもりでやらないと本当の意味でのアンダースローには

なれません。

野球の1つの魅力としてアンダースローの投手をもっと見てみたいものです。


アンダースローの条件

①強靭でしなやかな柔軟性のある体幹と下半身

②骨盤の動き
これは少し難しいですが、野球の動きには骨盤が縦に回転するか横に回転するかによって投げ方の適性があります。

熟練者の目でないとその骨盤の動きというのはなかなかわからないので最初は苦労します。

③他のポジションができなくなるという覚悟

野球



アンダースローに対しての個人的な意見

夢は150㎞/hを超えるようなアンダースローの投手が出てくるのを楽しみにしています。

そして並み居る強打者をバッタバッタと三振に打ち取る姿を見てみたいです。

そうなれば今の野球がもっともっと面白くなるのではないでしょうか?