Menu

トップページ

Home

放っておくと怖い花粉症

花粉症の合併症に注意!

鼻


前回に引き続き花粉症の話題ですが、花粉症がひどくなるとそれに伴うととんでもない病気に

発展する恐れがあります。

蓄膿症


正式には副鼻腔炎が長く続いている場合をいい、額や頬の裏側にある空洞部分(副鼻腔)に感染や炎症が

起こり膿が溜まった状態です。

この副鼻腔は鼻へ細い管で繋がっており、その管が詰まって副鼻腔内の粘液が外へうまく運び出せない

状況になってしまいます。

そうなると副鼻腔内に多量の粘液が溜まってしまい、炎症を起こします。

①頭痛

②鼻づまり

③膿のような鼻水

④咳や痰

⑤不快な口臭

⑥匂いを感じにくい


などの症状が現れます。

花粉症と副鼻腔炎

花粉症で、特に鼻にくしゃみ、鼻水、鼻づまりがある方は鼻や副鼻腔の粘膜が腫れを起こし、鼻と副鼻腔を

つなぐ細い管がふさがってしまうことがあります。

このため副鼻腔から粘液が排せつできなくなり、副鼻腔に粘液が溜まり、感染、炎症を起こ

しさらに粘液が増えるといった悪循環に陥ります。


花粉症と副鼻腔炎を併発するとどうなる?

①花粉症を伴う鼻炎のみ  

 ・鼻水は透明でサラサラ  

 ・鼻水、鼻づまり、鼻のかゆみ

 ・目の充血、涙、ゴロゴロ感

②花粉症に副鼻腔炎を併発  

 ・鼻水は黄色や緑っぽくネバネバ

 ・顔の痛み

 ・頭痛

 ・頭の重い感じ

 ・鼻づまり

 ・咳や痰

 ・発熱

 ・不快な口臭

 ・匂いがわからない

③副鼻腔炎のみ

 ・花粉症の症状である鼻や目のかゆみは伴わない



対策法

点鼻薬

花粉が飛散する時期より前から医師に相談の上、治療を行いましょう。

症状のひどい人は花粉が飛び始めてからでは治療に時間を要うする場合があります。

両方を併発してしまったら、特に副鼻腔炎は長期に渡って治療しなければならなくなるケースが多々あります。

耳鼻科で適切な治療を受けるとともに、副鼻腔炎にならないためにも以前紹介した、花粉症対策できるアロマや

体質改善を行いましょう!